「乾燥しているのにテカる」の正体。「インナードライ肌」セルフチェック
2026.02.03
「きちんと保湿しているはずなのに、夕方になるとテカる」
「Tゾーンはベタつくのに、頬はつっぱる」
そんな“矛盾した肌感覚”に心当たりはありませんか。
その正体として近年よく語られるのがインナードライ肌という状態です。
今回は、
・インナードライとは何か
・なぜ起こりやすいのか
・セルフチェック方法
を中心に、やさしく整理します。
1|「乾燥しているのにテカる」ってどういうこと?
肌は大きく分けて、
「水分」と「油分」のバランスで成り立っています。
ところがこのバランスが崩れると、
内側は水分不足なのに、
表面は皮脂が多くなることがあります。
すると、
・触るとベタつく
・見た目はテカる
・なのにつっぱる
という状態が起こります。
これが一般的に
「インナードライ」と呼ばれる肌状態です。
2|インナードライ肌が生まれる仕組み
肌の内側の水分が不足すると、
肌は「乾燥している」と判断します。
その結果、
乾燥を防ごうとして皮脂を多めに出します。
つまり、
内側:水分が足りない
外側:皮脂が増える
という二重構造になります。
この悪循環が続くと、
テカリと乾燥が同時に起こりやすくなると言われています。
3|40代・50代に増えやすい理由
年齢とともに、
肌内部の水分保持力は少しずつ低下します。
さらに、
・エアコンによる乾燥
・洗いすぎ
・摩擦
・紫外線
などが重なると、
角層のうるおいを守る力が弱まりやすくなります。
その結果、
「乾く → 皮脂が出る → テカる」
という流れが起こりやすくなります。
大人世代ほど、
表面だけでなく内側ケアが重要になる理由です。
4|インナードライ肌セルフチェック
いくつ当てはまりますか。
・洗顔後すぐにつっぱる
・夕方になるとTゾーンがテカる
・メイクがヨレやすい
・化粧水をつけても、すぐ乾く感じがする
・乳液やクリームが重く感じる
2〜3個以上当てはまる場合、
インナードライ傾向の可能性があります。
あくまで目安ですが、
肌を見直すヒントになります。
5|なぜ「ナノ化セラミド」が注目されるのか?
角層のうるおいを支えている成分の一つがセラミドです。
セラミドは、
水分を挟み込みながら
肌のすき間を満たす役割があると言われています。
ナノ化されたセラミドは、
角層になじみやすいサイズ設計が特徴とされています。
・角層までうるおいを届けやすい
・水分を抱え込むサポートが期待される
こうした理由から、
インナードライケアで配合されることが増えています。
6|「抑える」より「満たす」発想へ
テカると、皮脂を取り除きたくなります。
もちろん、
表面を整えることも大切です。
ただ、内側が乾いたままだと、
皮脂分泌は落ち着きにくいと言われています。
まずは、
・水分を与える
・うるおいを保つ
という土台づくり。
その上で、
必要に応じて皮脂ケアを考える。
そんな順番の考え方もあります。
まとめ
「乾燥しているのにテカる」状態は、
肌からのサインかもしれません。
表面だけを見るのではなく、
内側のうるおいにも目を向ける。
それが、
ゆらぎやすい大人肌と付き合う
ひとつのヒントになりそうです。
次回は、
インナードライになりやすい
スキンケア習慣について整理します。